2021.04.24
初心者ウクレレ講座4月4日日他計3回終了しました
初心者ウクレレ講座4月4日日他計3回終了しました
自分史講座気軽に文章を書いてみよう4月3日土他計4回開催 終了しました
ふれあいコンサート3月28日日開催終了しました
コロナの緊急事態宣言が3月21日にあけ、何とか開催の
運びとなった今回のふれあいコンサートです。
2年ぶりのこのコンサートを待ちわびていた沢山の方々が
鑑賞に来られました。
コロナ禍の中、今年は皆さんとの合唱は中止となりました
が、羽賀ゆかりさんのピアノ独奏ではショパンの夜想曲
ノクターン作品9の2、トロイメライといった春に相応しい
いくつかの名曲を見事に弾いていただきました。また、曲の
合間にはクイズや楽しいトークでみなさんを飽きさせない
工夫も見られました。
また、柴山晴美さんは浜千鳥や宵待草といった皆さんが
ご存知の歌からオペラルサルカよりアリア月に寄せる歌
などを澄み切ったソプラノで格調高く披露していただき
ました。コンサート後のアンケートでも良かった、
来年も開催してほしいとのたくさんの声が寄せられました。
コロナ禍の中で気鬱な日々を送られて方も多かったと思います
が、今日は皆さんには音楽で楽しいひとときを送ることが出来
たのではないかと思います。
火山噴火と災害南関東での噴火災害に備えて12月6日日開催終了しました
産業技術総合研究所産総研地質調査総合センター、活断層・火山研究部門長の伊藤順一先生をお招きし
火山噴火と災害南関東での噴火災害に備えてと題して講演していただきました。配布資料もスライドで使用するPowerPoint、レジュメなど沢山の関係資料を準備され、とても分かり易い講座となりました。
講座前半は日本各地の火山噴火の特徴と火山災害の詳細岩屑なだれ、噴石、火砕流などを解説していただき、スライドと動画を用いて専門的な噴火災害について詳細に解説していただきました。
後半は、寒川を含む南関東地域における噴火と災害に絞った話でこの地域に影響を与える活火山として箱根山、富士山を挙げられ、地質、火山形成史、噴火の過去、現在を詳細にお話をされました。
最後に南海トラフ地震と連動して将来、噴火の可能性がある富士山について、江戸時代の宝永噴火を参考に降灰の影響を詳細に語っていただきました。寒川近辺では噴火後、約2時間後に灰が到着し、灰は、15センチほど積もるとのことです。降灰の影響は、健康面だけでなく、交通、通信インフラや上水道の浄化設備、等ライフラインにも大きな影響を及ぼすことが分かりました。今回の講座を通して、改めて火山噴火の怖さと火山災害から身を守ることの大切さを学びました。
さむかわ名画座2020原節子生誕100年企画秋日和11月28日土開催終了しました
ママとベビーのふれあい体操11月20日金30日月開催終了しました
歴史講座承久の乱11月22日日開催終了しました
多賀譲治先生に鎌倉時代初期に勃発した承久の乱1221年に
ついて講演していただきました。多賀先生は歴史考古学の研究
者として文献だけでなく、発掘など現地、現物を通して鎌倉時
代の歴史を中心に研究されています。
今回の承久の乱は、源実朝暗殺後の幕府内紛に乗じて挙兵した
後鳥羽上皇と幕府軍の争いで、北条執権体制の確立、ひいては
江戸期まで続く本格武家政権の魁となったものです。
これまで朝廷、寺社の基盤となった寄進荘園の管理徴税、荷役など
は地頭に任されていましたが、こうした地頭が新たに幕府
と主従関係を結び、武装化し、地主である朝廷や寺社に逆らい、
独立しようとしました。こうした事態に後鳥羽上皇は不満を募らせ、
1700人で挙兵したものの幕府軍20万人に為す術もなく1日で敗退し、
後鳥羽上皇は隠岐に流されました。
この勝敗の決め手になったのは、情報把握のスピードと北条義時
、北条政子ら武家側の果敢な行動であり、朝廷等の既得権益層と
新興勢力である武家との権力移行過程やこの乱の歴史的意義が
よく理解できたと参加者から高い評価を得られました。
東洋大学講師派遣事業物の見方考え方科学を通して学ぶ生きる知恵11月14日土開催終了しました
東洋大学の講師派遣事業として和田直久名誉教授をお迎えして
物の見方考え方科学を通して学ぶ生きる知恵と題して
講演していただいただきました。理系且つ難解な講座名で目論見
通りの受講者を集めることが困難と思っていましたが、多くの人
に参加していただきました。話題は宇宙、物質、生命、精神作用、
哲学的思考と自然科学から人文科学まで多岐に亘り、また、政治
と宗教や新型コロナまで論じていただきました。先生も難解な用語、
内容に受講者が理解できるか心配されていましたが、不明な用語の
度に質問を受け付ける方式とした為、講義の雰囲気も柔らかくなり
ました。自然界に対する東洋的な見方人間物性同体は自然界の一部
と西洋的な見方人間は自然界に対峙した客観的な存在、
精神作用は物理では規定できないことを脳科学者ペンフィールドの
事例実体二元論で述べられ、ヘーゲル弁証法でのアウフへーベン
などとかく、自然科学のみでは必ずしも全て合理的に解明できるもの
でもなく、哲学的思考を援用して考えることも重要であることを学び
ました。
皆さんは、本講座を通じて科学的な好奇心が更なるものの見方考え
方に繋がることを学びました。
江戸無血開城本当の功労者は誰かそしてその時、寒川は11月7日土開催終了しました
今回の歴史講座は東洋大学文学部史学科の岩下教授に江戸無血
開城を主なテーマにお話をしていただきました。
江戸無血開城とは軍事衝突に依る市民の犠牲もなく、平和裏に幕府
から薩長を中心とする東征軍討幕軍に政権が移譲された世界史
的にも稀な出来事でした。今回の講座では巷間に流布されているよ
うに薩摩藩江戸屋敷での勝海舟と西郷隆盛との膝詰め談判によって
開城が為されたというより、この談判に先んじて駿府に乗り込み、
単身で西郷と面会した山岡鉄舟の方が貢献度が高いと岩下先生は
指摘されました。この根拠として鉄舟所縁の寺、全生庵に残る資
料から慶喜公が水戸に退去する前日の慶応4年4月10日に公
から鉄舟に今回の働きに対する論功行賞で一番槍と賞され、
公手づから銘来国俊の刀を拝領したことなどを挙げられました。
また、慶喜公側近の高橋泥舟も妹婿の鉄舟を駿府への派遣に推薦
し、終始、公の強い信頼の下で働き、海舟と同等の働きと指摘
されました。
歴史と文化の香るまち小田原散策10月22日木開催終了しました
今回は新型コロナ対策として参加者11名をA、Bの2グループに分け、
小田原散策を実施しました。小田原駅でガイド2名勝俣さん、真木さん
と合流し、各自ガイドレシーバーを受け取り、10時半頃、駅
西口から北西方面の旧山城の三の丸方面に出発しました。
出発前は曇天で肌寒い朝でしたが、登坂が続き、急所の百段坂を過ぎ、
小峯御鐘ノ台大堀切に到着する頃には、皆さんの息遣いも荒くなり、
上着を脱いでの散策となりました。
大堀切の空堀、土塁は小田原城の残存遺構の中で最大のもので、秀吉
方の軍勢も攻めあぐねた事が実感でき、見応えがありました。
その後、海側の早川口遺構の空堀、土塁跡を見学し、北条時代の遺構
総構え探訪はここで終了します。これからは平地で江戸期の史跡探訪
となり、時間が押してきたこともあり、急いで各所を回りました。
先ずは、江戸前期の小田原藩主、大久保忠世、忠隣が眠る大久寺を見学
し、次に東海道一の宿場、小田原宿の入口、板橋を過ぎ、主に中級武士
が居住していた西海子通りを経て、小田原文学館・白秋童謡館に向かい
ました。
この館は元土佐藩士、田中光顕の旧別邸で北原白秋、北村透谷、尾崎
一雄など小田原所縁の文学者の作品や文物を展示しています。
遅めの昼食をここの庭で皆さん一緒にとり、昔は商人町、武家町と厳然
と区画されたであろう町々を通り、午後2時半に小田原城址公園の天守
閣前広場に到着し、ここで解散しました。
今回は普段、行かない北条時代の遺構をガイドに懇切丁寧に説明して
いただいたこと、山あり海ありの高低差があり、箱根の山や秀吉の一夜
城も遠望できる史跡や絶景、文豪所縁の地を散策できたことで参加者の
皆さんから高い評価をいただきました。