2020.08.20

子ども科学教室みんなでつくるストリングアート24本8月18日開催終了しました

コロナで長期間の休館を余儀なくされましたが、町民センター
開館最初の主催事業は親子で参加の小さな子供むけの糸掛け曼
荼羅作りです。
2組6人の親子で熱心に24本の糸掛け作業を行い、皆さん、綺麗
に作品を仕上げました。参加者の一人、小学1年生のまちちゃん
は24本の糸掛け曼荼羅作りの事業のあと、小学校高学年が対象
の48本の高度な糸掛け曼荼羅を自宅で作り、町民センターに持
ってきてくれました。
8月21日には、高学年向けの48本の糸掛け曼荼羅作り
がはじまります。

2020.02.22

パラリンピックが伝えるメッセージ障がい者スポーツと共生社会2月11日開催終了しました

今回の人権講座は障害のある人の人権というテーマによる座学とともに、今夏の東京オリンピック・パラリンピック開催を控えて、パラリンピック正式種目であるボッチャ体験を合わせた内容となりました。
座学では障害に対しての基本的理解と現在の動向、これからの課題としてユニバーサル社会実現のために取り組むべきことなどを学びました。
その後、ロビーにて仮設されたコート2面を利用してのボッチャ体験を行いました。
4グループに分かれてのゲーム形式でほとんどの方が初体験でしたが、体験を通じてルールを理解し、さらに、普段は利用することの無い車いすに座りボールを投げるという競技を通じて障害者の立場への理解を深めることが出来ました。
人権というと堅苦しく敷居が高いこととして敬遠しがちですが、今回の講座に参加いただいた皆様には、楽しく体験しながら人権や障害者との共生を考える機会となったのではないでしょうか。

2020.02.04

寒川寄席1月26日開催終了しました

今年の寒川寄席は2年ぶりに町民センターホールで実施され
ました。2年前に急遽、出演ができなくなった相模亭吉麿さん
の紙切り芸は今年は予定通り実施することになり、シニアの
参加者だけでなく、幅広い年代の方が参加され、会場はほぼ
満席となりました。
あやし家つか丸さんの新寿限無での長い名前を澱みなくしゃ
べる話術や相模亭みの助さんのそば、うどん、きしめんを啜る
巧みな擬音や相模亭吉麿さんの期待通りの紙切り、トリを務め
た夢見亭恋生さんのプロ級の話芸で会場は大いに笑いに包まれ
ました。来年はこれまで主催にご協力をいただいた藤沢落語・
講談倶楽部に代わり、相模亭みの助さんが会長を務める大和
落語演芸倶楽部にご協力をいただくこととなりました。
尚、夢見亭恋生さんはこの大和落語演芸倶楽部にも籍があり
ます。

2020.01.28

マイクロプラスチック汚染相模湾の現状から考える1月25日開催終了しました

神奈川県環境科学センターの坂本部長様をお招きし、日ごろより取り組まれているマイクロプラスチック汚染についての調査・研究成果を伺い私たちにできる環境への取り組みを考える機会となりました。
講義はまず相模湾の現状を理解する前段階としてMPマイクロプラスチックの定義や、世界的な汚染調査研究の足取りなど基礎的な内容を伺い、その後、県内の調査研究についてお話をしていただきました。お話に合わせて、実際に採取したマイクロプラスチックのサンプルを回覧するなどで参加者がより理解しやすいよう工夫いただきました。
県内では相模湾内の4カ所逗子海岸、鵠沼海岸、高浜台海岸、山王網一色海岸と久里浜海岸をMP採取場所として漂着状況を比較すると漂着物にばらつきがみられるということで、そこから採取したMPは海流によって運ばれてきたのではなく川を伝って内陸から流れ出ている可能性が高いという結果が導かれたとのことでした。そうしたことから寒川町は海岸に接していないものの相模川流域に位置することもあり、生活の中で使用しているプラスチック類が海洋汚染となっている可能性が高いという説明でした。
こうした海洋汚染対策に関しては、残念ながら絶対的な方法がある訳ではなく削減対策をそれぞれが地道に積み重ねていくしかないということで、難しく厳しい現実を突きつけられた気がしました。しかし決定的かつ簡単な解決策が無いからこそ、個々人が積極的に環境問題に取り組み、実践していく必要があるということを深く理解することが出来たように感じました。
講座を通して終始、受講されたみなさんがわが身のこととして熱心に話しを聞かれている姿が印象的でした。

2019.12.26

江戸歩き案内人黒田先生と行く江戸城ツアー12月19日開催終了しました

小雨が降ったり、止んだりの生憎の天気の中、作家で江戸歩き
案内人の黒田先生と大手門前で合流しました。大手三の門内の
警護をした武士が詰めていた百人番所を左に見て、中之門、中
雀門を過ぎ、本丸御殿跡に着きました。ここには将軍との謁見
や各種儀礼が行われた白書院、黒書院の他、諸大名の詰め所で
ある控えの間があり、また、忠臣蔵で有名な浅野内匠頭が吉良
上野介を切りつけた松の廊下跡も見学しました。
その後、江戸城天守閣が明暦の大火で焼失後、天守の代用と
された3層の富士見櫓を見学し、天守台跡に向かいました。
未だ大嘗宮の解体工事で立ち入り禁止区域となっている所もあり、
一旦、百人番所まで戻り、白鳥堀添いを散策しながら石垣を見て
回りました。石垣の組み方も時代により変遷があり、野面積み、
打ち込みハギ、切り込みハギに区分されることを学びました。
最後は二の丸庭園に向かい、カエデの紅葉、銀杏の黄葉が残る中
を皆さん楽しまれました。ただ見るだけでなく、専門家から解説
を受けるツアーの為、普段、気づかないところを気付かせてくれる
有意義なものになりました。

2019.12.22

だがしや楽校12月14日開催終了しました

今回は出店数が12と、これまでで最も多い出し物が揃い、来館された方も様々な体験と交流を楽しんでいました。今回初めて出店された方、過去にも出店されたことのある方、それぞれが個性豊かな内容で2時間があっという間に過ぎていきました。
ものづくり、ゲーム遊び、演奏体験と大人から子どもまで楽しめる内容です。来年の開催も予定していますので、次回もぜひ多くの方のご参加をお待ちしています。

2019.12.10

東洋大学出張講座ペリー来航と幕末情報社会予告情報と金海奇観。その時、寒川は12月7日開催終了しました

ペリー来航情報は、1年前からオランダ商館長より

オランダ風説書という形で幕閣に知らされていました。

しかしながら、老中首座、阿部正弘は開明派の外様大名

島津、黒田、鍋島や幕府内上層部の一部の人間しか知らせず、

知らされた幕府内の役人は幕政に参加できないはずの黒田長溥

の侮蔑的な建白書に怒り、有効的な手立てを立てられず、無為に

過ごしました。
1853年、初めてペリーが来ましたがこれは主に恫喝を目的とした
ものであり、その半年後の1854年、ペリーは9隻の黒船を率いて
日米和親条約の締結を目的に再来航しました。今回の講義では
この時の来航や幕府の応接の様子を絵巻きに描いた仙台藩の儒者、
大槻磐渓が仙台藩主伊達慶邦に説明するために作成した金海奇観

をベースに話をすすめていただきました。
黒船、乗組員、応接所、他が克明に描かれており、この絵図に
描かれた拳銃を参考に水戸藩で模造銃が作られ、これが水戸浪士
が井伊直弼を襲撃した桜田門外の変で使用されたとの話に参加者
の皆さんは驚かれていました。教科書では習わない幕末の大きな
歴史転換点に皆さん、興味深く聴いておられました。

2019.12.02

江戸城と町づくり講座11月28日開催終了しました

作家で江戸歩き案内人の黒田涼さんをお招きし、江戸城と町づくりに
ついて講演していただきました。
家康は関東入府後、諸大名にお手伝普請として江戸に大規模な城郭建設
を築くように命じました。内堀、外堀、内郭の3重構造であり、天守閣
も内郭の中ほどに築城しましたが、戦国の気風も無くなった家光の時代
には今の東御苑の北方に築城しました。しかしながら、天守閣は明暦の
大火で消失後には再建されず、本丸等の整備に力を入れました。また、
堀開削で出た大量の土砂は、湿地の埋め立てに利用し、ここに世界有数
の大江戸の町が出来上がりました。城の周りの丸の内、日比谷、赤坂と
いった地区には諸大名の江戸屋敷を配置したため、明治維新の際には
これらの屋敷地は国有地、軍用地、皇室用地として容易に接収でき、また、
堀や運河は鉄道建設や後の高速道路等に活用でき、低廉で効率的なイン
フラ整備を行うことができました。参加者の皆さんは東京の発展の基礎
がこうした江戸の町づくりに起因することを理解しました。
12月19日には同じく黒田涼さんをガイドとして本丸、二の丸、三の丸
のあった皇居東御苑を散策し、皆さんと一緒に江戸の名残りを探訪します。

2019.11.25

ママとベビーのふれあい体操11月14日25日開催終了しました

お子さんと一緒に体を動かせるということで好評のママとベビーのふれあい体操。2日間開催し両日とも皆さん楽しく体操に取り組まれました。
ご自宅に戻られても出来る運動なので、ここで体験した内容を引き続き時間を見つけて行なっていただければと思います。
健康づくりと合わせてママさん同士でお話しが出来たり、有意義な時間を過ごしていただけた様子でした。

2019.11.21

町民センター生涯学習推進員事業大雄山最乗寺と県立秦野戸川公園の紅葉巡り11月20日開催終了しました

秋空の下、27人乗りの中型バスで大雄山最乗寺と県立秦野戸川公園
の紅葉巡りを実施しました。紅葉は昨今の温暖化のためか見ごろには
少し早かったようですが、一部では真っ赤に色づいた楓もあり、参加
者は充分楽しまれました。高齢の参加者の方も多く、最乗寺では急な
坂道や石段が多く、不慮の事故が心配されましたが、皆さん元気に散策
に勤しんでおられました。また、境内での昼食もいくつかのグループに
分かれ、持参のお弁当を楽しまれていました。
県立秦野戸川公園では、多くの参加者がこの公園のランドマークと
なっている風の吊り橋をバックに向こう岸の紅葉を眺めたり、吊り
橋を渡って楽しまれました。また、最乗寺から秦野戸川公園に向か
う途中に立ち寄った中澤酒造の試飲、買い物は参加者にはサプライズ
となり、このツアーのアクセントにもなりました。