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お知らせ

2020.11.25【11月22日(日)歴史講座『承久の乱』】・・終了しました。

多賀譲治先生に鎌倉時代初期に勃発した承久の乱(1221年)に
ついて講演していただきました。多賀先生は歴史考古学の研究
者として文献だけでなく、発掘など現地、現物を通して鎌倉時
代の歴史を中心に研究されています。
今回の承久の乱は、源実朝暗殺後の幕府内紛に乗じて挙兵した
後鳥羽上皇と幕府軍の争いで、北条執権体制の確立、ひいては
江戸期まで続く本格武家政権の魁となったものです。
これまで朝廷、寺社の基盤となった寄進荘園の管理(徴税、荷役
など)は地頭に任されていましたが、こうした地頭が新たに幕府
と主従関係を結び、武装化し、地主である朝廷や寺社に逆らい、
独立しようとしました。こうした事態に後鳥羽上皇は不満を募らせ、
1700人で挙兵したものの幕府軍20万人に為す術もなく1日で敗退し、
後鳥羽上皇は隠岐に流されました。
この勝敗の決め手になったのは、情報把握のスピードと北条義時
、北条政子ら武家側の果敢な行動であり、朝廷等の既得権益層と
新興勢力である武家との権力移行過程やこの乱の歴史的意義が
よく理解できたと参加者から高い評価を得られました。

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