2019.10.27

茅ヶ崎市美術館作品解説と松籟庵お茶席体験10月23日開催終了しました

天候にも恵まれ芸術の秋を感じる企画として茅ヶ崎まで出掛けました。
まずは松籟庵の庭園を施設の職員から説明を聞きながら散策をしました。自分だけで巡るのとは異なり庭園の歴史や石燈篭の鑑賞ポイント、植物の説明などを聞きながら歩くと違った景色に感じられたようです。日々の様子や季節ごとの移ろいを見つめている職員の言葉には説得力があり、皆、話しに惹きこまれていました。
その後、松籟庵の書院に入り2班に分かれてお茶室でお手前をいただきました。にじり口から四畳半の茶室に入っての空間は慌しい現実から隔離され静謐となる時間でした。また、外待合、蹲踞などの利用もご協力いただいた土曜会のみなさんにご指南いただき貴重な経験となりました。

食事は美術館カフェにて卓を囲み和気藹々とおしゃれなランチに話しに花が咲き、その後、美術館へ。
今回は企画展江戸の遊び絵づくしを担当学芸員の鈴木様に解説いただきながら鑑賞しました。ユーモアを交えた約50分に及ぶ解説でみなさん大満足の時間となった様子です。

初めて松籟庵、茅ヶ崎美術館に来たという方はもちろん、これまで来たことがあるという方にとってもディープな体験となったようです。
地域的なつながりの深い茅ヶ崎市にある歴史を背景とした文化施設巡り、町民センターとしても新企画でしたが、今後も近隣地域の魅力を掘り下げていけるような企画を組んでいきたいと思います。